

プロローグ
とある時、とある場所。
勇者会から勇者に任命され、「今日から勇者だ!」と張り切っている若者のもとへ、一人の魔法使いが訪れました。
『隻眼の魔術師』と名乗ったその魔法使いは、その歳若い勇者に呪いをかけていきました。
その呪いは『モノカゲの呪い』。
それは目立つと死んでしまう、というとても恐ろしい呪いでした。
しかし、呪いをかけられた若者は、悪い魔法使いを倒してこの呪いを解くために、苦難を覚悟で旅に出ることを決意しました。
かくしてこの若者の紡ぐ物語『モノカゲクエスト』が幕を開けることになったのです。